今回は、半農半X研究所の塩見直紀さんを講師としてお招きし、トーク&ワークショップをしていただきました。塩見さんは、これからの時代の生き方として「半農半X(エックス=天職)」というコンセプトを提唱されており、特に、地方で暮らしていこうとする人たちの背中を押してくれる存在となっています。
ワークのひとつ、「自分AtoZ」は、文字通りアルファベットのAからZまで、自分に関わるものや好きなもの・ことを当てはめていくものです。これをそれぞれが発表してみると、自分自身にとっては、普段忘れている自分の興味関心をあらためて掘り起こせること、また、聞く側にとっては、これまで知らなかったその人の意外な一面を次々知ることができ、とても新鮮で楽しい発見ができるワークでした。

この他にも地域の資源と、自分の得意なこと・好きなことを組み合わせて、新しい取り組みを考えてみるなど、様々なワークを体験することができました。
塩見さんはとても穏やかな語り口ですが、ワークショップでは絶妙な切り口で次々とお題を出され、参加者のみなさんはあらためて自分を見つめ、掘り下げ、再確認することができたようです。
6月からご一緒してきた参加者の皆さんの新たな一面を知ることができ、また、それぞれの個性がより輝いていた2日間となりました。



参加者は3組に分かれてお話を伺い、最初はお互い初対面で緊張もありましたが、話し手の方に子ども時代のお話やご家族のこと、お仕事のことなど大変興味深いお話をしていただくにつれ、どの組も予定していた時間を越えてもお話が尽きることがなかったようです。






2日目はもう少し深く知るために、湖のくらしについて、三方五湖の湖畔で生まれ育ち、湖とともに生きてきた田辺福富さんにお話を伺いました。そして、実際に船で湖に繰り出し、水月湖~菅湖、久々子湖をご案内いただきました。福富さんが子供のころ、今からおよそ60年前は道も舗装されておらず、移動手段は舟が主流だったそうです。また、かつては湖の漁業も盛んで、集落全員で大きな網をつかって漁をし、滋賀県へ売りに行くほど獲れていたそうです。
お話を聞きながら、今とは全く異なる風景とくらしがあったことを想像し、また、その豊かだった湖がなぜいまのような姿になっているのか、過去のことに想いをめぐらせながら、何を学んで、これから生かしていくのか、様々なお話をすることができました。

