Monthly Archives: 12月 2020

第5回:自分を知る-セルフデザインワークショップ

今回は半農半Xという生き方を提唱されておられる塩見直紀さんを講師にお招きし、講義とワークショップを行っていただきました。

まずは自分に関する「AtoZ」で自己紹介からはじまりました。それから自分の興味関心が何か、それを地域でどう生かせるかといったワークや、コンセプトワークの大切さなど様々なお話をいただき、たくさんのワークを取り組むなかで、それぞれの想いや考えを整理することができたようです。

塩見さんが若狭に来られるのはこれで3回目となりますが、何度体験しても、自分自身の中に新たな発見をすることができます。そのため、今回もカレッジ修了生が再度受講し、自分を再整理する機会としていたようです。

参加者の感想より:

「自分の事や地域の事などを他の人と一緒に見つめ直すことで、一人でするよりもより深くできたように思います。」

「自分の中で目標や夢が見えていない中で、それを見つけたり、向き合ういい機会となりました。」

「参加者それぞれのプロジェクトや考えなども知ることができ、今後の活動のモチベーションの向上にもつながりました。」

「若狭にきて、このようなソーシャルデザインのようなことを実際に知れたのはとても自分にとって刺激になりました。いろいろな世代が集まって地域のことなどについて話せる場は貴重だなと改めて感じました。」

第4回:今の地域を知る-地元で活躍する方への取材

前回「聞き書き」では、地域の大先輩であるお二方のお話を聞いて、地域のかつての姿から様々なことを感じ、学びました。

今回は地域の若い世代の方をお呼びして、地域の今を見つめました。

1日目は、5年前に地域おこし協力隊として若狭町に移住し、現在は梅農家として独立している伏見勇希さん(38歳)にお話を伺いました。独立して3年目という伏見さんに、移住に至った経緯や、独立にあたっての苦労や喜びについて話していただきました。これから移住や起業を考えていく参加者にとっても、アドバイスや参考になるお話を聞くことができました。

2人目は地元の自動車会社勤務の吉田延昭さん(40歳)にお話を伺いました。吉田さんは専門学校で愛知県に出られましたが、生まれも育ちも若狭町です。そして20代で入った地元の商工会青年部でも部長をつとめておられます。地域を盛り上げるためには何が出来るのかという熱い想いを語っていただき、とても元気をもらえるお話でした。

地域おこし協力隊のOBとして、また、地元出身でがんばっている若い世代のお話を聞くことができ、それぞれの参加者にとって刺激をもらえた回となったようです。

参加者の感想より:
「おふたりのように、地域のことを考えている若者がいることは、地域資源だと思う。こういう人が増えていけばより良い地域になっていくと思う。」
「著名人の本よりも、一般の方のお話のほうがダイレクトに心に響くものがあり、それぞれ素晴らしい興味深い経験をしているのだなと感じることができました。」
「若狭町に来て半年が経ったが、あまり若手で頑張っている方に会ったことがなかったので、繋がりを持てた良い機会になった。」