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第3期 第3回:聞き書き

前回は若狭の「自然」を満喫した回でしたが、今回は若狭の「人」を知る回として、「聞き書き」を行いました。
いずれも若狭町に生まれ育った藤本俊夫さん(80代)、大下多喜子さん(70代)に子どもの頃からの遊びや暮らし、ご家族のことなどたくさんお話を伺いました。

参加者の方にとって、生まれ育った環境も時代も全く異なるお二人のお話はとても興味深く、そしてお二人ともとてもお話が上手で、あっという間に約2時間が経ってしまいました。

お話を聞いた後は、書き起こしと編集作業です。約2時間のお話の書き起こしは膨大な量になりましたが、夜も作業するなど熱心な皆さん。2日目の午後には、見事にそれぞれのお話が作品になり、皆で共有することができました。

参加者の感想より:

「今の80代ぐらいの人の生活の変化はすさまじいものがあったんだと改めて感じました。伝統で残さないといけないこと、変えていかないといけないこと、今生きる我々は過去の生活から学び、未来へ進んでいかねばならないと思います。」

「社会が成長していくと共に人生を送れたのはうらやましいと感じたけれど、これからの暮らしのヒントもあって、藤本さんの「積上げることが大切」という話は確かにその通りだと思った。」

「今回は子ども時代の景色を読者に伝えられるような作品にしようと思い、大下さんがとても楽しそうに語られていたワンシーンを選んで書き起こしました。」

第3期 第2回:若狭の自然をフィールドに生業を考える

今回のカレッジは「自然をフィールドにする生業を考える」というテーマで行いました。
先ずは実際に催行しているカヤックとサイクリングのツアーを体験。

1日目の午後はカヤック、2日目は朝からサイクリング。まだ若狭へ来て日の浅い参加者の方々は、たっぷりと若狭の自然を体感することができたようです。


2日目午後の座学では、体験ツアーに対する値付けの考え方や、スモールビジネスを起こす際の注意点などについて、持続可能な経営や生業について参加者の方と質疑応答を交えながら語り合うことができました。
宿泊業やイベント・体験事業等を行ってきた経験から話させていただき、成功例や正解とは言えない内容であったかと思いますが、紆余曲折の様々な経験談をお話することができたかと思います。
これからを考える参加者の皆さんの参考に少しでもなれればと思います。

参加者の感想より:

「講義では、しっかりと社員に給与を払える商品(ツアー)価格でないと、結果的に地域の自然も守っていけない、ということが心に残りました。」

「例えばイベントを開催する際、民間が運営する場合は事業継続のためにはどうすればよいかや収益性を考えますが、行政運営の場合は多くの人を呼ぶために値段を下げたり継続性をあまり考えないことがあり、これは民間圧迫にもつながると思いました。人口減少の今、行政も稼げる自治体を目指し、住民還元をするなど考え方を変えていく必要があるのではないかと思いました。」

第3期 若狭ソーシャルビジネスカレッジ2020 第1回

今年度の第1回カレッジが7月4日、5日に開講となりました。

1日目は若狭町中央公民館にて一部公開講義として行いました。初めに本カレッジの趣旨や経緯について説明した後、特別講師のNPO法人共存の森ネットワーク理事長の澁澤寿一氏より、「若狭ソーシャルビジネスカレッジの目指す地域の姿―開講によせて」というテーマで講義をしていただきました。

2日目は地域に学ぶ「地元学」という手法でフィールドワークを行いました。三生野集落の藤内良満さんにご協力いただき、ご自身が幼少の頃からの地域でのくらし(遊び、仕事)についてお話を聞かせていただきました。いままでは通り過ぎていた集落でしたが、生まれ育った方にお話を聞くと、昔から山、田畑等の自然環境と共に生きてきた集落の姿を垣間見ることができました。

参加者の感想より:

「(渋澤さんの講義を受けて)新型コロナウイルス発生の子に時期に改めて新しい時代の生き方について学べた事はとても有意義なことでした。我々のライフスタイルの見直しも必要な時期がきたと確信します。」

「地元学として若狭を歩くのは初めてだったため楽しく参加することができた。しかし約半日のまち歩きで大きく踏み込んだ内容まで考え学ぶことは難しいと思うため、今回考えたことは今後に活かせるように深めていきたいと思う。」

「違う地域、職業の人との交流ができ、非常に満足できました。」

第2期 第6回カレッジ:地元で活躍する方にインタビュー

12月のカレッジは、地元で生まれ育ち、地元で活躍されている方へインタビューをさせていただきました。二つの班に分かれ、建具職人の池田政則さん、(株)エコファームみかた代表の新屋明さんにお話を伺いました。

池田さんは本職の傍ら、ローカルヒーロー「レインボー戦隊五湖レンジャー」を通じて若狭のPR活動の中心を担っています。

地域のためには、行政に頼ってばかりではなく、自分たちでもできることはどんどんやっていく!そんな意気込み、地元への想いをうかがうことができました。

 

新屋さんは、進学と就職で一旦は県外へ出ましたが、30歳の時にUターン。現在は地域の特産品である梅の加工販売(梅酒やドリンク、加工食品等)を行う地元の会社で、商品開発から販路開拓まで、経営の中心を担っています。

決して容易ではない特産品の「梅」を売り込むということ、会社を経営することの難しさ、それでも地域の方への恩返し、地元の仲間と地域を盛り上げていきたいという想いがその活動の源にあるようでした。

 

参加者の感想より:

「地域への想い、何とかしたいという想いは、前回聞き書きをさせて頂いた方と共通するものを感じた。この熱い想いを持った人たちが団結すれば何か変えられるのではないかと思った。」

「会話のなかで特に多く聞かれた「特化すること」、「ここでしかできないこと」という言葉、「地酒である梅酒」という言葉が印象に残った。」

第2期 第5回カレッジ:自分を見つめ直すワークショップ

第5回目となった11月のカレッジは、昨年もお世話になった半農半X研究所代表の塩見直紀さんをお招きし、ワークショップを開いていただきました。

ワークショップでは、まずは自分の好きなこと・得意なこと等のキーワードをアルファベットのAからZまで当てはめて、自己紹介をしていきました。この手法を使うと、これまで知らなかった参加者同士の別な一面が見えてきて、より深くそれぞれの方を知ることができました。

講義の合間に様々なワークに取り組み、自分資源の発掘と地域資源の発掘、そして自分資源×地域資源の組み合わせから、様々な可能性について考えました。

皆真剣に、たっぷりと頭の体操と整理を行った2日間となりました。

参加者の感想より:

「今日のワークショップは、どれも自分や自分の棲んでいる地域を振り返ってじっくりみつめなおすことができたので、たくさん頭をつかって整理することができました。」

「地域の方と一緒にやってみたら面白そうと思うものもあったので、ぜひ挑戦してみたいです。」

「自分の進むべき道が照らされたと感じています。この出会いを通じて成長につなげたいです。」

第2期 第4回カレッジ:聞き書き

第4回カレッジ(10月5~6日)では、「聞き書き」に挑戦しました。

かつての地域の生活や遊び、仕事等のお話を伺い、昔の地域の姿を知ることで、これからの地域のあり方や、地域での生き方、そこでの自分のあり方のヒントを探るという目的で行いました。

地元で生まれ育った地域の大先輩であるお二人にそれぞれ2時間弱、たっぷりとかつての若狭での暮らしをお話していただきました。

  

お話を聞いた後は、書き起こし作業・編集です。

「聞き書き」では、話していただいた内容をそのまま、話し手の口調のままに書き起こし、その方が実際語っているように、その方の人となりが見えてくるように編集していきます。

とても大変な作業ですが、この作業を通して、聞き手は話し手とさらに向き合っているような体験ができます。

今回、話し手・聞き手も初対面同士でしたが、だからこそ話せる、聞けるお話もあったのではないでしょうか。

もう既に若狭に慣れ親しんでいるカレッジ参加者の方にとっても、今回ひとりの方にじっくりとお話を聞くことで、若狭についての新たな発見があったようです。

参加者の感想より:

「その人物の人生を知るということが、どれほどの意味・大切さを持つことになるのかを実感できた2日間になりました。一人一人の人生の歴史を聞くことは貴重であり、感慨深いものでした。」

「長い間農業をされてきた方の話を聞かせて頂いて、日頃当たり前に使っていた道具や仕事環境にあらためて感謝したいと感じた。」

「同じ人に二人で話を聞くと、興味を持つところが違ったり、まとめる時も視点が違っていて面白かった。」

第2期 第3回カレッジ:田舎で生き生きと暮らすための生業を考える

第3回カレッジを9月7~8日に開催しました。

今回は、「田舎で生き生きと暮らすための生業を考えるー海越地区を事例に」というテーマを設けました。

実際に自分が田舎で暮らそうと思ったときに、どんなことがあれば移住したいと思うのか、どんなことをしながら暮らしていきたいのかを、考えてみる機会としました。

いつかは田舎暮らしがしてみたい、地方と関わりながら都市で暮らしていきたい等、参加者の方によってそれぞれですが、今回はカレッジの活動拠点のある海山と、隣の塩坂越という比較的小さな空間(海越地区)に限って、その中で何ができそうか、やりたいのか、できるだけ具体的に考えることにしました。

1日目はフィールドワークで、海山、塩坂越集落には何があるかどんな風景見えるか、それぞれの視点で見て回りました。

そして2日目には参加者それぞれの関心に沿って、してみたいこと、あったら嬉しいことなどをまとめ、発表してもらいました。参加者の方の感想:

「最初、『海山の資源を活用したビジネスを考える』と聞いて、資源が見つかるか?無理じゃないか?と思っていた。それでも、1日目ゆっくり地域を歩いて回りながら、自分がここで何が出来たら嬉しいか、自分が住人だったらここがどうなると嬉しいか、、いろいろと考えることが出来ました。」

「このように発表や討論をできる場所・時間の大切さを痛感しています。具体的に考え、行動する力を養う必要性を再認識し、今から行動したいと思います。」

第2期 第2回カレッジ:自然を活用する働き方

7月最初の週末に開かれた第2回のカレッジは、「自然を活用する働き方」というテーマで行いました。

まずは実際に催行している自然体験ツアー(1日目は海でカヤックツアー、2日目は湖周辺のサイクリングツアー)を体験しました。

そして、思う存分体験を楽しんだ後、2日目の午後は、座学でツアーの料金設定や運営に必要な考え方などを学びました。

参加された方の感想:

「座学ではものの価値について考えさせられました。正直、自分はものに関してあまりこだわりがなく、安さを重視してしまうことが多く、ガイドの価値に関してもわからなかったのですが、この考え方は、”持続可能”には程遠いものだと感じました。もの、人の能力の価値について考えていきたいのと、できる範囲で良いと感じたものを安さより重視していきたいです。」

「これまで仕事で体験等の料金設定の難しさ、考え方に悩んでいたが、今回の座学を終えて、少しわかったように思う。ただ、現状の設定料金とのすり合わせや、都市部と地元での価格に対する価値観に大きな差があるので、単純に計算で決められないとも思った。」

普段はものや体験の価格、価値について深く考えることはなかなかありませんが、今回のカレッジを通して、それぞれの仕事や生活のなかで、新たな視点を持たれたようです。

今後、それぞれの方の進む道で、ひとつの考え方として参考にしていただければ幸いです。

第2期 開講しました

昨年2018年度からはじまった若狭ソーシャルビジネスカレッジは、3月の活動報告会で第1期を終えました。そして、第2期となる今年度は6月8日~9日に開講しました。

今回は、第1期から継続参加の方、地元の高校生、Iターンで町内に移住した方、また、  名古屋、神戸、岐阜などからさまざまなバックグラウンドを持つ方、8名が参加してくれました。

初めて顔を合わせる方同士、やや緊張感の漂う雰囲気のなか自己紹介とオリエンテーションを行いました。その後、昨年集落調査で訪れた場所など、町内各所を参加者のみなさんと巡りました。

2日目は特別講師として、昨年度もお世話になったNPO法人共存の森ネットワーク理事長の澁澤寿一さんにお越し頂き、これから目指すべき生き方や、集落調査の手法である「地元学」についてお話いただきました。

その後、「地元学」の実践として、若狭町向笠の集落にお邪魔し、地域でのくらし、かつての姿などを伺いました。

参加者の方の感想より:

・集落調査では集落の実情を知ることが出来て貴重な体験でした。大学の授業やネット等で見たり聞いたりしたことはありましたが、住んでいる方に聞くことで初めてわかることがあると痛感しました。

・こんなに身近に素敵な環境があったことを忘れてしまっていました。久しぶりに触れてみて、ほっとしたし素敵だなと思えたので、もっと大事にしようと思いました。

また、どの方も普段の生活ではなかなか出会わない方々との交流をとても楽しんでおられたようです。次回以降もますます楽しみです。

第1期 2月のカレッジ:ふりかえりとまとめ

今回は、これまでの活動のふりかえりとまとめの時間となりました。

約1年間、若狭の地元の方々と触れ合いながら、これまではほとんど所縁のなかった参加者の方も、地域の様々な魅力を発見、体感することができました。

来月3月の回は、その成果報告として若狭の皆さんに発表させて頂くことになり、今回はそのとりまとめの作業となりました。

それぞれが若狭で感じ・発見してきたことと、自分の興味関心分野をかけ合わせて何ができるか、何をしたいかを「わたしのソーシャルビジネス」として、意見を出し合い、それぞれが自分の方向性を固めていきました。

午後は、プレ発表会として、発表内容を共有する時間を設けました。それぞれにとても個性のあふれる「ソーシャルビジネス」で、発表会本番が楽しみになるとともに、このビジネスが実現したら…という期待も沸いてきました。

☆若狭ソーシャルビジネスカレッジ 成果発表会☆

入場無料、どなたでもご参加いただけます。

■日時:2019年3月23日(土)13:00~

■場所:若狭町中央公民館 講堂 (若狭町中央1-1)