「自然をフィールドにする生業-アウトドアアクティビティの体験・企画」
◇日時:9月14日(日)
◇講師:新谷 明 田辺 一彦
◇参加人数:8名
◇内容:初回の開催ということで、自己紹介を兼ねて、船釣りを体験すると同時に、自然の中で行うアクティビティ・観光の運営についてお話を行いました。
「船釣り」を選択した理由として、「若狭=海」といったイメージがある中で、「船釣り」は当たり前に存在するが、実際には体験したことがないアクティビティだと感じたからです。まずは「船釣り」に参加することで「自然・海の素晴らしさ」を再確認していただく事と、「船釣り」を生業としている漁師さんと触れ合うことで、現場の雰囲気を厳しさ・楽しさ・喜びを通じて共有していただいた上で、自然の中で行うアクティビティ・観光の運営についてお話ができれば良いかと考えました。参加者は皆、「若狭ソーシャルビジネスカレッジ」の事も半信半疑の中、アクティビティを通じて、打ち解けた感じになってくれえていました。










・この自然環境下で生業として「船釣り」を行っている漁師さんの、幼少期からのお話をお聞きし、「この地域が好きだからこの仕事を選んだ」わけではなく「この地域から出ることが出来なかったからこの仕事になった」という理由の方が大きかったことを知り、今と状況は大きく違うと感じた。
・漁師さんの洗練された「海」「船」「釣り」「処理」「接客」「マナー」に関する『技』『ノウハウ』には恐れ入りました。全然違う。漁師さんにとって当たり前のことが、私達にとっては『魔法使い』の様に見えて、この部分だけでも非常に価値は高く、お金をいただくに値すると感じました。
・「船釣り」は釣れる事が前提に参加される方々が多い中、確実に釣らせる経験が必要となる。この部分は長年の経験が必要と感じた。逆に、この経験をしている方々は非常に意味のある魅力をお持ちになっていると感じた。
・自然の中での「持続可能な経営」の為の価格設定の考え方が面白く、今後の参考になりました。
・アクティビティーツアーを開催することが、自然を守ることに繋がるんだと感じた。
※座学での学び※
・「ガイド=楽しませる力」だけを考えていましたが、それ以外にいろいろなことを考える必要があり、大変さを感じました。
・「持続可能な経営」の為の価格設定の考え方が面白く、今後の参考になりました。
・単に「ガイドツアー」と聞くと、「楽しませることが一番大事!」と考えがちですが、一番大切なことは、そのツアーを見守ってくださる「地元の雰囲気」をどのように作り上げるか?が大切だと気付きました。
・「ツアー=楽しい」ことだけしか考えていなかったが、今日を迎えるのに、いろいろな苦労があったのだとつくづく感じました。
◇主催者の感想:
昨年は、「カヤックツアー」を体験していただきましたが、今年度は『もっとリアルに地域・生業が感じられることで』と、「船釣り」を体験していただくこととしました。その結果、ねらい通りの「漁師さん(この地で生きている人)の経験・技術・ノウハウの素晴らしさ」を知ることが出来、とても有意義な体験となりました(多少、船酔いもあり苦しんだ人もおみえでしたが)。この地で行きている方々と触れ合うことで、この地での生業がどのような雰囲気の中で成立しているのかを感じていただけたのではないかと思います。
また、その後の座学では。私が進めてきた「カヤックツアー」を題材として、今に至るまでの20年間のいろいろな出来事を語ると同時に、今後考えなくてはならない課題について、一緒に考えました。ただただ、「良いこと」をすればよいといいうものではなく、この地域に内容を理解・認識していただき、協力する心をお持ちいただかなくては、持続可能な仕組み造りは出来ないことをお話させていただきました。