「地域を知るー地元学」
◆日時:10月2日~3日
◆講師:澁澤寿一氏、 田辺福富氏
◆内容:1日目は特別講師の澁澤氏からの「過去からこの地域の未来を考える」をテーマに基調講演をいただき、その後、地元在住の田辺氏によるこの地域の70年前からの生活スタイルをお話いただきました。そして2日目は、1日目でお聞きした話をグループごとにまとめる作業・発表を行いました。
◆詳細:9月に予定していた第2回カレッジが新型コロナウィルスの影響で中止となってしまった為、少し間が空いてしまいましたので、日程をずらし10月2・3日に第2回のカレッジが開講しました。第1回に続き地元の高校生や若狭町内で働いている方、県外からのリモート参加の方まで色々な地域や年代の参加者にお集まりいただきました。前回はリモートでお話を聞かせてくださった特別講師のNPO法人共存の森ネットワーク理事長の澁澤寿一氏も若狭までお越しくださり、第3回のテーマ「地域を知る~地元学~」について直接お話を聞かせて頂くことが出来ました。


1日目の最初は澁澤さんからの講義をお聞きしました。これから50年後の地域のあり方を考えるには今ある地域の姿を知る必要があり、今ある地域の姿を知るためには10年前30年前50年前というこれまでの地域の変化を知ることでより50年後を考えることができるとのことでした。そしてこの50年間の地域の変化を見てきた年配の方からのお話を聞く方法も教えて頂くことが出来ました。これは次回のテーマでもある「聞き書き」を行う上でも必要なことだと感じました。
澁澤さんにお話を伺った後には実際に「若狭町海山の集落を知る」ということで、海山集落で生まれ育った田辺福富さんから海山集落でのかつての暮らしについてなどお話を聞かせていただき、実際に一緒に海山集落の散策もしました。かつて三方五湖で行われていた漁や水害に備えた石垣の高さについてなど、昔の集落の様子について実際の場所に立ちながら教えて頂くことでよりイメージがしやすくなりました。また参加者みんなで地域を歩くことで今は使われなくなってしまったが魅力的な場所や地域の課題を見つけることができました。



2日目は前日に散策し田辺福富さんからお話しを伺った海山集落について、参加者それぞれが感じたことや地域の課題と特徴などを書き出し一緒にまとめる作業を行いました。前日のことを思い出しながら、参加者同士の会話が弾む時間となりました。最後には澁澤さんからの講評を頂き、次回の聞き書きの方法や大切な事を教えて頂きました。


参加者の感想より
・今回のカレッジを通して改めて自分の目で見て肌で感じることの大切さを感じた。普段何気なく見ている景色の中にも昔の人の生活してきた軌跡があるのだと認識できた。福富さんからのお話を通して自分の知らない時代の事を知るのはワクワクし新たな発見もたくさんあったので、自分の祖父母の話もきちんと聞いておこうと思った。
・育ってきた「まち」の良さを改めて感じた。
・金を稼ぐだけの仕事ではない仕事の在り方は、人生をどのように生きるかが関わると強く感じた。